【(終了)各地でマイタケ・マツタケ・シメジなどが出始める:長野県北アルプス山麓】2015.9.18


2015年のきのこは終了しました。

夏の間ずっと曇りマークの多かった長野県北アルプス山麓ですが、9月に入って「きのこ」の声をあちこちで聞くようになりました。

北アルプス山麓の小谷村から松本市周辺のエリアでは、マイタケ、マツタケ、センボンシメジ、サクラシメジなどが採取され、店頭にも並んでいます。

いくつか写真を撮ることができたり、撮らせていただきましたので、ご紹介しますね。

これは松本市の山で採れた舞茸(マイタケ)です。

マイタケ:長野県北アルプス山麓松本市産2015.9.15

私は実際にマイタケの産地には行ったことがありませんが、マイタケは木にできるキノコだそうです。人が一抱えする5キロ以上のものもあります。
マイタケの下の方にはいつも土が付いていたために、舞茸に詳しくない私は「土に生えるキノコ」だと思っていたのですが「これはれっきとした木の子だよ」と、小谷村出身の「きのこ採り」が教えてくれました。小谷村では特に木にできるキノコを採りますが、「木にできるからキノコと言うんだ」と力説され、「ふんふん、そうなんだ」と、思った次第です。

これは松本市産の木の子のマイタケですが、傘が黒かったり、ちょっと白っぽかったり。
同じ木に生えても、生える場所によるのか、採る時季によるのか、傘の色の違いは時々目にしています。

小谷村にできる木の子(キノコ)にはマイタケ、正式名ではないですがモトアシ、シシダケ、コウムケ、シイタケ、ナメコ、ヒラタケなどがあります。いずれも天然ものです。その中で小谷村の代表的なキノコが「マイタケ」です。

小谷村ではマイタケで毎年「きのこ祭り」を開いており、大好評とのことです。こちらをご覧ください。
私の知っている範囲ですが、旧四賀村などを含む松本市や朝日村などでの代表的なきのこといえば「マツタケ」です。
きのこに関しては、カタカナ表記のマツタケよりも、漢字表記の「松茸」を好む方が多く、季節になるとあちこちで「松茸販売中」のような看板もよく見かけます。マイタケも「舞茸」と、よく漢字表記が好まれますよね。「舞茸あります」なんて看板よく見かけます。


松川村の国道147号線沿いにある「あづみの市場」で17日、松川村産のマツタケが入荷しており、12、13センチ程度のマツタケが2本入って3800円ほどでした。お店の代表者にお聞きしたところ、売値は100グラム3200円だそうです。「昨日来たお客さんの話によると、(北アルプス山麓エリア内の)他のお店に比べたら安い」とのこと。きっと地物だけにお買い得なんですね。


大町市で先日、サクラシメジとセンボンシメジを採った方から現物を見せていただきました。
サクラシメジと言うだけあって、傘がピンクです。センボンシメジはかつて私も何回か採ったことがあるますが、開いたのは初めて見ました。

さくらシメジと千本シメジ:長野県北アルプス山麓大町市2015.9.12

「匂い松茸、味しめじ」と、昔からよく言われていますが、香りではマツタケ、味ではシメジが一番優っていると言うことみたいですね。そのシメジの中のセンボンシメジ。一株に千本とまではいかなくても、100本以上は生えています。写真ではちょっと分かりにくいかも知れませんが、ピンクのシメジ以外はみんなセンボンシメジです。

まだ傘が開いていないのが、左奥にあります。実際は、手前の小さいのでも、握りこぶしくらいありました。中には菌糸がぎっしりと詰まっているのでしょう。ちょっと重かったです。

開きのセンボンシメジは、「これでも食べられるの?」と思ってしまうような色と形ですね。でも香りはシメジの香りでした。食べるにはこの方が調理しやすく、食べやすいかもしれませんね。

失敗しないという調理用法を教わってきました。シメジご飯にするなら、ご飯とシメジは別々に料理するんですって。シメジはゴボウ、ニンジン、鶏肉などを入れて、醤油とみりんで軽く味付けして煮ておき、それを炊き上がるちょっと前のご飯に入れて蒸すんですって。食べる前に混ぜれば完成。そうすることで、風味が飛んでしまわないんだそうです。

私はご飯が炊き上がるタイミングを待っていられないので、いただいた味付けの具は、最初から入れて、ちょっと水加減少なめにしてご飯を炊き上げました。楽で、しかも非常に美味しかったです。

どちらがいいか、試してみてください。


こちらはおサルさんが山で掘って捨てていったマツタケと、ホウキタケ、マツタケモドキです。松本市内の山です。

おサルさんが採ったマツタケとホウキタケ、マツタケもどき(サマツ):長野県北アルプス山麓松本市2015.9.15

中央の、傘が離れているのと、その奥のピンボケがマツタケです。
人間がマツタケを採るのを、山の木の上などで観察している北アルプス山麓のニホンザルたちは、時々マツタケを採るそうです。でも、かじっても美味しくないのか、傘を置き去りにしたり、掘ったマツタケはそのままにして帰っていってしまいます。

その後産地に入ったマツタケ採りなどが無残なマツタケを見つける訳です。遊びで採っているうちはあまり問題がないのですが、マツタケ採りの専門家たちにとっては商品になりません。せっかくのマツタケが傘を取られたり、かじられたりしているために、がっかりしてしまう訳です。

おサルさんが綺麗な形で掘り出して置いて行ってくれたら、素人にとっては嬉しい話なんですけどね。
おサルさんに、マツタケの上手な採り方を教えることができたらいいですね。

マツタケモドキは地元ではサマツとも言いますが、マツタケに似ていますね。香りもいいですよ。でも、煮ると分かるのですが、真っ黒くなります。地方によって名前が違うかもしれませんね。

ホウキタケには種類がありますが、ピンクのホウキタケだけ食べられます。ネズミアシとも言います。オレンジ色したホウキタケもありますが、気をつけてくださいね。オレンジは綺麗ですが、食べられません。


と言うことで、最近出会ったキノコたちですが、北アルプス山麓にお越しの際は、農産物直売所などにふらっと立ち寄れば、地元産の美味しいキノコに出会えると思います。

また、県の保健福祉事務所が毎年広報していますが、毒キノコによる食中毒も年に何回か発生します。産地でキノコを取るのは最高ですが、山には毒キノコもあるので、どうか用心してくださいね。




《参照記事》


【秋の味覚きのこ12種類:長野県北アルプス山麓】2015.9.28


【ジャンボなマイタケで「きのこ祭り」:長野県小谷村】2013.10.5

ついついペコのついついあちこちニュース【毒きのこ:長野県北アルプス山麓】から


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