【四国・徳島県から長野県に北上したアサギマダラ2015:ついつい企画】2015.11.22


アサギマダラの春の北上の大変貴重な記録です。
2015年は、四国徳島県海部郡美波町からの北上個体が5月25日、長野県佐久市の平尾山で再捕獲されました。


南下個体の再捕獲の数が多いのに対して、北上個体の再捕獲は数えるほどしかありません。
5月10日に美浜町で標識され、15日で北東方向の佐久市に移動し、再捕獲されました。

長野県で春の個体を観察できるのは、ほとんどが山の中です。ここも平尾山という山ですね。
秋のフジバカマのように、畑でたくさんアサギマダラの吸蜜の花が咲くわけではありません。いったい何の花の蜜を吸っているのでしょうね?

南から長野県へ北上してくるアサギマダラは、あちこちの山の中で前年の夏に咲き、すでに枯れ草となっているヨツバヒヨドリの茎から汁を吸ったり、食草のイケマの新芽を見つけ、産卵場所を探すかのように草の影で舞っていることがあります。そういう姿を見るのは感動しますね。

でも、吸蜜植物は分かりません。北アルプス山麓でアカシアで吸蜜しているアサギマダラを見たことがありますが、5月の平尾山にはどんな花があるのでしょうね?

山の中で、そんなアサギマダラを見つけることは非常に困難で、別のチョウの撮影に行った時に山の中で偶然に出会うことがあっても、イケマの場所やヨツバヒヨドリの咲いていた場所を覚えていない限り、なかなか出会えません。

私などは、北アルプス山麓で春のアサギマダラ似合うのは、ほとんど偶然の出会いです。
でも、何箇所かで見ることができましたが、ネットを持っていることはまずなく、またアサギマダラが遠く離れた位置とか、高い位置などと言うこともあり、証拠写真が撮れれば良い方です。

そうした中の再捕獲でマークがあったというのは、非常に貴重な記録の一例となったと言う訳です。
今後もこうした個体が増えれば、春の移動が徐々に解明されると思います。

主な引用元は、アサギメーリングリスト、アサギネットからです。


【春の北上】1例

1◎【再捕獲情報】2015.5.27【移動情報】2015.5.27
「MJ マツ 5.10」  徳島県海部郡美波町明神山 5/10 → 長野県佐久市下平尾 平尾山 5/25

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 2005年に長野県内に移動した、アサギマダラの移動地図を掲載しています。



《色別区分》

北海道地方:北海道
東北地方:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東地方:茨城県、栃木県、群馬県埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
中部地方:新潟県、富山県、石川県福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県愛知県
近畿地方三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県、奈良県、和歌山県
中国地方:鳥取県、島根県、岡山県広島県山口県
四国地方徳島県、香川県、愛媛県高知県
九州地方福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県宮崎県鹿児島県
沖縄地方沖縄県
国外:2015年は台湾への移動が多いので、別ページでまとめました。