【白いアカツメクサ:長野県北アルプス山麓白馬村】2015.7.9


ありそうでいて、なかなか見つからない白いアカツメクサ(ムラサキツメクサ)ですが、北アルプス山麓白馬村のスキー場の上の方で先日、ピンクの普通のアカツメクサに混じって、4輪咲いているのを見つけました。

白いアカツメクサ:長野県北アルプス山麓白馬村 2015年6月22日撮影

大町市で見かけた白いアカツメクサは、【白いアカツメクサ:長野県北アルプス山麓大町市】2015.5.8で、すでにご紹介しましたが、白馬村にもあったのです。

オフシーズンのスキー場でも生き物たちがいて、モンキチョウなどが元気に飛び回っていますし、運が良ければカモシカなど大きな動物にも会えることがあります。そんな生き物たちにとってアカツメクサは、吸蜜源になったり、食料になっているのかも知れませんね。

白いアカツメクサはシロバナアカツメクサ(白花赤詰草) とも言われて、ちゃんと学名Trifolium pratense f. albiflorumが付いていました。

植物にも白化にもまったく詳しくないのですが、インターネットでピンとくるような答えがすぐ出てこないと、ついついインターネット以前ずっと頼りにしていたブリタニカ国際大百科事典に頼ってしまいます。

そのブリタニカ国際大百科事典によると、植物の「白化」chlorosisは、「鉄、マンガン、マグネシウムなどの欠乏により、クロロフィル(葉緑素)が形成されないで、生理的に植物体が白色になる現象」とあります。

葉緑素・・・とあっても、葉っぱとは違うので、花の場合はどうなんでしょう?白い花ってたくさんありますものね。クロロフィルは関係ないのかな?

また遺伝ではない場合、特に地中の成分が関係する場合は環境ということにもなりますが、そこにある花がみんな白くなるかというと、そうでもない。ちゃんとピンクのアカツメクサもありましたし、ほかの植物も緑の葉っぱを持っていましたので、一概に環境とも言い切れないのではないかと思ってしまうのです。

この白いアカツメクサは、すでに分類されているシロバナアカツメクサかもしれませんが、現地でたまたまそうなったと理解した方がいいのかも知れません。日本語の「たまたま」って、こういう時、非常に便利ですね。
そして「たまたまこういう白花を見つけた」というのも、なかなか面白いものですね。

機会がありましたら、また探してみましょう。


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