【暑い夏が過ぎてしまったようですね】2015.8.27


今年の夏は、この近年になく暑かったですね。体温よりも高い気温を、日本のあちこちで記録しましたよね。熱中症で病院に搬送された方々の人数が毎日のニュースになるなんて、今までにどれ程あったんでしょうね。

有難いことにここ信州北アルプス山麓は、暑いと言っても日中に時々クーラーを付ける程度で、夕方から朝にかけては非常に快適で、ずっとクーラーなしでいられました。

そんな暑い夏でしたが、やはり信州ですね。盆過ぎからは秋風が吹くかのように涼しくなり、8月27日の今日は、午前中は長袖でちょうどよい気温でした。

ただ私って若い時、そう青春時代には夏に燃えていたので、夏が大好きだったんです。生きているって実感していました。
ところが近年は極端な暑さも寒さも、体がついていかなくなりました。もう体力の限界ってやつです。そういうお年頃ってことですね。

そのために今年の夏は、かなり外出を控えていました。普通でしたら、山へ、海へと行きたくなり、「ちょっと行ってくるね」と、ごく普通に足を運んでいたのですが、今年は松川村の馬羅尾高原には2回ほど、松本市の北アルプスへの登山道には4回、池田町、大町市、安曇野市、生坂村の低い山にそれぞれ1回ほどドライブした程度でした。

木々の下に行くと、もうそれだけで涼しい空気になり、ずっとそこにいたいと思うような気持ちにさせてくれます。どこも「癒し」という言葉にぴったりの場所ですが、やっぱ一番快適だったのは松本市の登山道でしたね。

松本市波田から上高地を目指して西に車を進め、途中から岐阜県側に向かってどんどん上がっていくのですが、空気がどんどん気持ちよくなり、気温が下がっていくのを肌で感じるんです。

目指していたものは決して「涼」だけではなく、一回は出会っていても画像のないチョウの写真を撮りたかったのですが、今年もまた松本市の山では撮り損なってしまいました。

一方、生坂村ではオオムラサキを観察しがてら山道のドライブを楽しみ、安曇野市の長峰山ではレモン色のユウスゲを昨年に引き続き、再確認することもできました。

タイミングよく午後に行動したものですから、わずかに開いていたユウスゲが花びらを一面に広げていく様子や、蕾の花がゆっくり開花するのを確認することができました。

夕方になりかける頃に花を開くって不思議だなって思いますが、北アルプス山麓のあちこちでユウスゲを見かけてはいたものの、まとまって群生しているのを見たことがなく、どこもみなぽつん、ぽつんとあるだけなんです。夕方に花を開くことで「これは間違いなくユウスゲだ」と、確信を抱くことができるのですが、今までは、花を見てユウスゲだと思っていても、花の様子を観察できたわけではないので断言できなかったのです。

そんなことをしていた夏ですが、県外に出ている子供たちが帰省し、親にとってはほんのわずかな時間ですが、家族としての楽しい交流の時間を持てたことも嬉しいことでした。

子供たちがそれぞれのところに帰り、それを見送る親の気持ちは寂しさ以外にないのですが、なぜなのかほっとした気持ちにもなるのです。やれやれっといった安堵感なんでしょうかね。

毎日見ている田んぼが色づき始めました。長かったようで短かった夏が終わり、もうすぐ秋です。
夏の間木々の間で休んでいたチョウたちも、そろそろ活動を始めますね。

北上しているアサギマダラの南下が始まるのももうすぐですし、フジバカマの花にアサギマダラと一緒に吸蜜に訪れるアカタテハやクジャクチョウ、たくさんのヒョウモン類を観察できるのも楽しみです。

山麓もチョウたちで賑やかになりそうです。
体調整えて、また野外に足を向けないとね。

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