【仕事納めと仕事始め】2017.3.31


3月31日の今日から4月1日の明日って、仕事納めと新たな仕事始めの節目の時ですね。
私もこの3月を区切りに仕事納めをすることにして、昨日、身分証明書と残った名刺を返納しました。

もっと仕事をやりたい気持ちと、もう辞めたい気持ちの間で1年ほど悩んでいましたが、やっぱり区切りをつけたいと、思い切って辞めることにしました。

新たな仕事は具体的には何も考えていませんが、長男の仕事のWeb関係のお手伝いもできますし、今まで長いことできなかった狭い庭の手入れ、家の方付けと言った、主婦業もできます。

他に、管理地が北にも南にもありますので、たまに行って様子を見てくることも、今まで以上にできるかなって思っています。ただ手入れというのは非常に体力仕事ですので、こればかりははなっから諦めています。

でもお金云々ではなくて、一番やりたいことは、「今のうちにできることをする」ことなんです。その一つに、山に登ることを含めています。何と言っても、まだ画像もない、高山チョウの撮影ですね。体力的には本格的な登山はもう無理だろうと思っているのですが、山頂を目指す必要もなく、お花畑で十分ですので、何とかなるんじゃないかなって思うのです。

過去には何回か北アルプスの山に登ったのですが、その前にはよく低い山に登ってウォーミングアップをしました。ほとんどが日帰りで、山小屋経験は非常に少ないのですが、これからは山小屋にお世話になりそうです。

山ではかつて、オコジョに出会ったことがあります。岩場に隠れたり顔をのぞかせたりして、非常に可愛い動物でした。雷鳥には出会ったことはなく、画像もありません。山ではチョウばかりではなくって、そんな生き物たちにも出会いたいですね。

高山の花も魅力的ですね。かつて常念岳に登った時、小さな花の本を持参して、友達と一緒に花の名前を覚えたものです。たくさんの写真はありませんが、山頂での記念写真に若かりし夫が写っていたり、従姉妹が写っているのはちょとっとしたいい思い出ですね。

かなり以前になりますが、小学校に勤めていたこともありましたので、子供たちや父母の皆さんと一緒に地元の山に登ったこともありました。テントで宿泊したのですが、雨に遭ってしまい、テントの脇にスコップで溝を掘り、雨の通路を作った思い出が蘇ってきます。

でも今日までの仕事の中では、登山をしたくてもその余裕がほとんどなく、たまに途中までは行けても、その日のうちに引き返さざるを得ないのが現実でした。腰を痛めていた時期もあったのですが、腰が治ってからも重いものを持つ自信がなかったり、頻繁にかかってくる電話にも対処しなければならない、そんな毎日でした。当たり前に家族や親族の必要や、愛犬の必要も顧みないわけにはいかないのも現実でした。そういうお年頃って、誰にでもありますよね。

体力は年々低下していくのですが、最近は「今のうちにもっとやりたいと思ったことをやろう」と、頭を切り替えました。身近な人の死や病気などを目の当たりにすると、余計に考えてしまいます。

希望を持って信仰の生活をするのもいいかも知れませんが、「今しかできないことをする」それを、自分の生活の中に組み入れていく必要も大事だと感じています。

衣食住が安定し、なおかつ愛し愛されることは人間として生きている以上当たり前に必要なことです。そこにさらに生活そのものの中に「希望」も必要なのは分かっています。悪戦苦闘の人生、虐げられたり、戦争や犯罪、自然災害なのど災難に見舞われれば、「希望」がなくては前も向けず、力も出ません。

そうした現実が自分の身に降りかかっていてもいなくても、世界が平和になったら、誰もが安心して住める世の中になったらと言う願いはあります。そして、そんな世界になることの「希望」も持っています。でも、その希望だけでは満足できないものがあります。それが日々の生活の中にある「喜び」なのでしょうね。

毎日の生活の中で、ちっぽけでもいいから笑顔になれること、嬉しいと感じること、満足できること、達成感を味わえること、そんなことがなくては、生きる意味さえもなくなってしまうような気がするのです。

趣味は、体を動かすことから、テーブルでもできることまで色々やってきましたが、そんなのも喜びの一つとなって、生活を支えてくれました。

靴が劣化し、板は錆び、スキーはとっくに放り出しました。テニスやバドミントンのラケットは、もう古くって使えそうにありませんし、テニスシューズも古くなって廃棄しましたので、テニスコートを横目で眺めながら、思いだけで「またやりたいなあ」と思っているだけです。

巻きキャンバスはまだロールが2本ほどありますが、絵は老後の楽しみに取っておきます。まだキャンバスに向かう気になれません。あの油絵の具の匂いがたまらなく好きなのですが、何故なのでしょうね?絵とは言っても、やはり大きなエネルギーがいるからなのでしょうね。また友達から一発喝を入れられるまで、そのままにしておきたい一つです。

以前、仕事がらみで出会った子供たちから「おばちゃん、カッコいいね」と、言われたことが何回もあります。私自身の姿形がかっこ良かったわけではなく、きっとあるものを持参していたからなんでしょうね。もう今ではそんなことは聞きたくても聞くことができませんが、その時に持っていたものそれは一眼レフのカメラで、やっていたこと、それはその子たちの写真撮影でした。

小学校勤務時代にフイルムカメラを持っていましたので、遠足や行事などでもカメラを持参し、レンズを向けると子供たちがポーズを取ってくれた記憶くらいはあります。みんなが写っている写真を廊下に張り出して、自分の姿や友達の姿を見ながら、ああだこうだと騒いだ思い出もあります。でもカッコいいなんて言われたこともないのではないかと言うくらい、そうした言葉は記憶に残っていません。

でも、やっぱ今のデジタルカメラは違いますね。周りにやって来る子供たちは、カメラに触りたくなったり、シャッターを切ってみたくなったりするのです。あの「カシャ」っと言う音と、撮った画像がその場で確認できると言うのが、何とも良いんでしょうね。

それで、カメラのストラップを首にかけてあげて、気がすむまでシャッターを切らせてあげたこともありました。その子がレンズを向ける先はお友達でした。自分が撮った画像をその場で友達と一緒に見ることもできるので、嬉しくってたまらかったのでしょうね。一方私の心は、ちょっとヒヤヒヤでしたけどね。

そんな思い出のある仕事も、今日でおしまいです。明日からは子供たちを含め、人にレンズを向ける機会は、ほとんどないかも知れません。レンズの先には花に向かうチョウや山で出会う生き物であったら良いなと思うばかりです。

今後は「カッコいいね」なんて言われることもなく、いくつもある趣味を順繰りにやり続けながら、人生を楽しめたらと思いますが、車、カメラ、パソコンは、しばらく手放せそうにありません。

さて、思いっきりフリーの生活を楽しめる新年度からの仕事始めは明日からです。雨が降ってきたので、書類の整理から始めましょうか。新年度も、頑張らなくっちゃね。

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