【師走】2011.12.8

  早いもんですね。今年も残るとこ24日です。3月に大震災があって、その後ホームページは支援一色に変わってしまいました。というのも、必要物資・支援 要求マップ311HELP.comのメンバーとして、私のような者でもできることをと、何だかんだとやって来たからです。

 こうなるとは考えてもみませんでした。恐らく日本中の皆さんが考えていなかったことですね。でもその考えていなかった震災の支援に関係して、知り合いも大勢できました。これは、ほんと有り難いことです。新たな仲間ができたって感じです。

  その他に仕事を去年の半分程度の量に減らしました。収入が大幅にダウンです。とりあえず今年いっぱいは、被災地の皆さんのために頑張ろうと思ったんです。 大したことできませんよ。分かってます。でも、頑張っている人が大勢いらっしゃるので、私もお伴しました。長い人生の中のごく短い時間です。それもいいか なって・・・

 でも仕事も入って来るんですよ。9月からつい先日までなんか、めちゃくちゃ重い仕事が入り、やっとの思いでやりました。今までの中で一番重かったですよ。何がって、内容ですよ。テーマが重いんです。戦争、命に関係していましたから。

 これ、一回は大きなチャンスがあったんですけど、その時に扱えば、スクープでした。でもあえて扱いませんでした。重すぎるんです。私の一人でできるようなものではありませんでした。当然関係する人もおり、その方の命が一番心配でした。そのため手を引きました。

  でも、どうしてこうなってしまったのか、手を引いたはずのことに、再び出会ってしまったんです。ルートこそ違いましたが、扱う内容に大きな差はありませ ん。もう、ショックでした。「なんで私がやらなきゃいけないのよう」そんな気持ちが沸き上がって来て、腹立たしくさえなるのです。でも、逃げる訳にもいか ず、出会った仕事に真っ向から向かうしかないのです。そうは言っても、腰が重いんですよ。とっても重いんですよ。

 そんな時、肩を押すように一本の電話がありました。「○○さんを取材してみたら?」と言うものです。私自身、それを何となく考えていた矢先でしたので、その電話は、大変有り難かったです。

 それから一気に取材に入り、明け方は5時ころまでかかって何とか原稿を仕上げ、打ち合わせも済ませました。こうなると、ただただ眠くなり、後は襲って来る睡魔に身を委ねるしかないのです。

  そんな調子でこの12月3日に一本の記事が出ました。その記事を待っている方がおられ、松本まで飛んで、10部の記事をもらい、大町市の何人かの皆さんに お渡ししました。お電話くださった方には、礼状を書き、今日郵便局から発送しました。これで私の大きな仕事が終わりました。

 実は、関係する皆さんにとってはこれからが本番です。17日、その本番がやって来ます。私は仕事ではなく、今度は何の荷も負うことなく、行って来たいと思っています。「見届けたい」そんな気持ちです。

 気になっていた「命」の問題は、私の仕事に関係しては起きないことを祈るしかないです。当事者の皆さんは、ことに当たる前からそれを受け入れてのことで、そのようにして大事なことを命がけで貫いたのです。正義のために。

 師走です。もうじき今年が終わります。この一年を充実した一年にするには、まだもうちょっと頑張らないといけませんね。

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