【カラフルなゴースト現象:長野県北アルプス】2017.7.28


実際にあるものがカメラに写っているわけでもない面白いゴースト現象を時々北アルプスで撮影しています。
ゴースト現象と言っても、カメラのレンズなどに太陽光が反射して起こる現象なので、怖いお化けなんかじゃありません。

今年はやけに太陽を撮影したくなり、どこに行っても空ばかり見ているのですが、ゴーストと呼ばれる現象の中でも特に美しいカラフルな現象を何とか撮影したいと、いろんな場面で挑戦していましたら、こんな現象を撮影できました。カラフルで素敵でしょ!


大きな樹木の木漏れ日が素敵だったのですが、画面には太陽を入れたいんです。どの位置までゴーストが入るのか、角度を変えて何度も撮影しました。何と言っても素人ですので、理屈でなんか考えないんです。

で、こんなのを撮りました。角度によって微妙にゴーストの出方や色が変わりますね。



水色、青、黄緑、黄色、オレンジなどと、丸い色のゴースト現象を撮影できました。素敵でしょ。


別の日には、レーザーポインターの光のようなゴーストを撮影できました。太陽が森を指しているようでしょ。「ここに素敵なお宝があるから行ってごらん」と、言っているようでした。


光を絞ればもっと色がはっきりするのかなと、ちょっと絞ってみました。


残念ながら、青はしっかり出ていますが、あの素敵な他の色は飛んでしまったようです。太陽の指している石垣に何があるのでしょうね。


微妙に角度は違いますが、太陽のゴーストなので、やはり明るい方が好きみたいですね。色がはっきり見えてきました。




こんなおしゃれなレーザーポインタでプレゼンをやってもらえたら、きっと大受けするでしょうね。どこかの会社でこんな光のレーザーポインターを開発しないかしらね?



別の日には、山の堰堤に行ってみました。
堰堤は北アルプスならどの沢にもよくあるのですが、たまたま風が吹いていましたので、滝のように堰堤を下る水が水滴となって舞い上がり、吹き上げる霧のようになっていました。そんなところで虹を撮影していたのですが、水滴が面白い現象を生じさせてくれました。

画面右上に太陽があり、その付近にある丸が水滴です。


ちょっと広角にしました。


水滴が小さいのは、目一杯広角にしたためです。
左下の青い点がゴーストです。レーザーポインターのような線は見えませんが、太陽と青い点を結ぶ、水滴よりもさらに小さな点が見えますか?こんな程度にしかゴーストは写ってくれませんでした。


上の画像は絞りすぎましたので、少し明るくしてみました。そうしましたら、うっすらとしてちょっと色のついた帯のようなゴーストが現れました。



何とか帯の色を撮りたいと思い、何度も挑戦しましたが、なかなか写ってくれません。



水の流れを見ると分かりますが、絞ってみました。そのためにシャッタースピードは遅めです。
右の太陽の方向をよくみますと、青い点から同心円で円を描いたような白い帯のようなものが何本も見えませんか?これもゴーストです。



別の画像ですが、ここにも円の一部のような白い弧が何本も見えます。面白い現象ですね。




大した望遠にはなりませんが、拡大してみました。水滴に若干色がついています。
下の画像では太陽の位置付近がぼんやりとしていますので、単なるフレアだと思っていました。
ところが、



おや!
下の画像の中央付近の堰堤の左上に、大きな丸い白いものが見え始めました。そこだけ明るく感じませんか?




かなりぼんやりとした明るさなのですが、お気づきでしょうか?




はい、最後の画像です。
これだとくっきり分かりますね。中央付近の上の方に現れました。
かなり明るくしていますので、水滴の方はぼんやりしていますが、大きな白い丸はもっとはっきりしてきました。
これもゴーストなのでしょうね。実際にはこのように見えるわけではないんですよ。丸の中の風景を明るくしてくれました。



さらに別の時に自宅から太陽を撮影していて撮ったゴーストです。
青い空がうっすらとピンクに染まり、その上に丸い昼間の月のようなゴーストが現れました。実際にはピンクの空も丸いゴーストも見えていませんよ。



見えないものがカメラのレンズを通すと見えるって、面白いですね。
専門家ではありませんので、詳しいことは分かりません。「ゴースト現象」で検索すれば、たくさん出てきますので、その説明を読んでみてください。

絞って暗くするのではなく、できるだけ明るくすると、太陽のゴーストがはっきり見えるようになるって知りました。
通常ゴーストやフレアは「厄介な邪魔もの」で嫌われてしまうようですが、決してそうではありません。

ゴースト現象って、楽しめばこんなにも面白いものだったのですね。
きっと、もっともっといっぱいありますね。これからも挑戦しようっと。どんな現象が撮れるのか、ちょっと楽しみですね。
皆さんも撮ってみませんか?