PIXTA登録写真 ニラで吸蜜するモンシロチョウ:長野県北アルプス山麓松川村


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ニラで吸蜜するモンシロチョウ:長野県北アルプス山麓松川村

「農家には蝶は害虫です」と思われているのが、この「モンシロチョウのおかげ」と言ったらモンシロチョウに非常に悪いのですが、これは事実なんです。チョウの中でもとりわけ美しいと言うわけでもなく、優雅な飛び方をするわけでもなく、珍しいわけでもないので、農家の皆さんに「チョウは無害で何も悪いことはしません」などと納得させることは、非常に難しいですね。

そもそもモンシロチョウって昔から日本にいたのでしょうか?日本産蝶類標準図鑑(学研)は、「故・日浦勇氏によるとモンシロチョウは比較的新しく日本に入ってきた移入昆虫であるという」とあります。

「比較的新しい」と言われても、移民、難民の受け入れが騒がれているこの時代よりもさらに前の時代でしょうが、一体いつ頃、どこから入ったのでしょうね?

続く説では「沖縄県へは1958年頃・・・宮古島・石垣島・西表島・与那国島には1966年ごろになって入ったものである」とのことです。私たちの世代ではないですか!ちょっとびっくりですね。

どこからと言っても明確には書かれていませんが、朝鮮半島にも、中国北東部にもいるとのことですので、その辺りから?とも考えられますね。

ところで、農家の皆さんが嫌う理由としては、キャベツ、白菜、ブロッコリー、小松菜などに、片っ端から卵を産んでしまい、それが成長して幼虫が食い荒らしてしまうことで、野菜の出荷に大きな影響を及ぼすことです。

モンシロチョウがどれほど嫌われているのか、私に冒頭のセリフを訴えたのは、知り合いの農家の奥さんなんです。もっともこの方はアゲハとモンシロチョウの区別はつきますが、幼虫たちが何を食べているのかの区別はつきません。チョウの生態に興味がない限り、無理もないことです。

畑では頭から消毒液をかけられる幼虫たちですが、それでも懸命に生き抜こうと必死で生きています。増えすぎると大きな害となるでしょうが、ちょっとばかりは大目に見てやってください。同じ地球の中に生きている仲間なんですから。

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ニラで吸蜜するモンシロチョウ:長野県北アルプス山麓松川村99

2013年8月25日撮影


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