【今年も出会ったカンムリカイツブリ:長野県北アルプス山麓大町市木崎湖】2017.2.3


冬になると毎年何回も通っている湖があります。大町市の仁科三湖のひとつ木崎湖です。
木崎湖は仁科三湖の中では一番南の湖で、毎年色々な水鳥が越冬に来ているので、そんな水鳥たちに出会うのが私の冬の楽しみの一つなのです。

留鳥でクチバシが白くて体が真っ黒いオオバンは夏でも見ることができますが、そんなオオバンたちに混じって所々に分散しながら冬鳥のカンムリカイツブリの姿を、今年も観察できました。

胸から首、頬にかけて白くって、その中に長いくちばしと繋がっているような目が赤くって、きりっとした感じがしますね。
頭にはおしゃれな黒い帽子をかぶっているようで、カッコいいですね。これが冬羽なんですって。

カンムリカイツブリ 2017.1.29撮影

広い湖の周辺を車でゆっくり走りながら観察するのですが、今年は去年までよりもちょっと多く、5羽ほどに出会うことができました。実際はもっと多くいたのかもしれませんが、4回訪れていても、カンムリカイツブリ自体がいつも集団でいなかったことと、水に潜っている間に私がその場所を通り過ぎてしまっているので気づかないだけなのかも知れません。

水に潜ってしばらくすると出て来るのですが、またすぐに水に潜ると言うのをずっと繰り返しています。
水に潜って何をしていると思いますか?そう、餌を採っているのですね。

カンムリカイツブリが潜った後に、こんな水しぶきができました。

カンムリカイツブリが潜った後の水しぶき 2017.1.29撮影


安曇野市に行けばコハクチョウに会えますし、白鳥のファンは多いのですが、私はなぜかカモたちに惹かれています。

木崎湖では人がカモたちに餌をやっている訳ではないので、人とカモたちは一定の距離を保っていて、人間が近寄り過ぎれば当然のように遠ざかっていきます。実に野生的です。そんなところが魅力かしらね。

木崎湖で出会うカモたちは毎年変わっています。今年はなぜかカモの種類も、カモの数も少なく感じています。カルガモやヒドリガモ、キンクロハジロ、オナガガモなどがもっといた年もありましたが、今年は非常に少ないです。どこに行っているのでしょうね。

カンムリカイツブリが魚をくわえて水に上がってきたところをまだ一度も見ていないのですが、カンムリカイツブリは魚を食べているそうです。きっと潜っている間に食べてしまっているのでしょうね。木崎湖にはマスやブラックバスなどがいますが、ワカサギもいます。ブラックバスでも食べてくれたら、地元の皆さんに感謝されますね、きっと。

昨日はほんの短い時間でしたけれど、今までよりも幾分近くで観察できました。ずんぐりむっくりの他のカモと違って、首が伸びている姿は、ちょっとスリムでしょ?

でも、ゆっくり遠ざかって行ってしまったので、写真に大きく入りません。しかも後ろ向きです。まっ、仕方ないですね。また機会がありましたら、もっと近くから観察したいです。

北アルプス山麓を訪れる時にはこんな素敵なカンムリカイツブリを探して見てください。

カンムリカイツブリ 2017.2.2撮影



カンムリカイツブリ
Podiceps cristatus cristatus

長野県版レッドデータブックによると、準絶滅危惧となっています。

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