【長野県から沖縄地方(沖縄県)に移動したアサギマダラ2015:ついつい企画】2015.11.23

長野県内で標識され、沖縄県に移動して再捕獲されたアサギマダラです。

本州、四国、九州地方を通り越して、1800キロ以上も南下しました。

台湾まで110キロという、日本最南端の与那国島での再捕獲もありました。今年も貴重な記録を残しています。

【長野県から長野県外へ移動したアサギマダラ2015:ついつい企画】でまとめたデータを分けました。

No.◎ は、再捕獲された後、ちゃんと移動報告が出ている個体です。それ以外のものは記録の途中か、標識者が不明のままで未報告の個体です。私の落ちもあるかも知れません。

【長野県から沖縄県へ移動したアサギマダラ2015】

【秋の南下】4例

《内訳》

  • 南佐久郡川上村から 2例
  • 大町市から 1例
  • 上伊那郡宮田村から 1例

4◎【再捕獲情報】2015.11.23【移動情報】2015.11.23

「KKV 8/12 TMS 2457」長野県南佐久郡川上村秋山地区 1800m付近 8/12 → 沖縄県与那国島 宇良部岳 11/23

3◎【再捕獲情報】2015.11.10【移動情報】2015.11.20

「NP Sn 16 9.20」「NP 9.20 Sn 16」長野県大町市のっぺ山荘 9/20 → 沖縄県本部町八重岳 11/8

2◎【再捕獲情報】2015.11.1【移動情報】2015.11.2

「NMV サトシ 9/20」長野県上伊那郡宮田村新田区2049-2 9/20 → 沖縄県南城市糸数城跡 10/28

1◎【移動情報】2015.10.11【再捕獲情報】2015.10.11

「KKV 8/22 TMS 5019」長野県南佐久郡川上村秋山地区 1800m 8/22 → 沖縄県うるま市勝連町浜比嘉島 10/11

南城市糸数城址では、2007年に長野県安曇野市からのアサギマダラが1頭再捕獲されました。

当時はまだアサギマダラの数の多さや移動に関係したことがあまり分からず、アサギマダラが希少チョウでもあるかのように、糸数城址の地名を出すことすらためらってしまった思い出があります。

その時、長野県からのアサギアダラを再捕獲した男性は、はるばる海を越えて千何百キロもの旅をしてやって来たアサギマダラに感動し、その後、アサギマダラを含め色々なチョウのことを地域の子供たちに張り切って教えていました。

一方、安曇野市でそのアサギマダラに標識したのは田淵行男記念館に勤めていた女性でした。記念館むしの会の年間行事の一つとして子供達を伴って山に行き、数少ないチョウにマーキングしたのです。その中の1頭が南城市糸数城址に飛んだのです。

アサギマダラの翅に書かれていた「tabuchi」と、電話番号で「田淵行男記念館」だと分かりました。

私が訪ねた時に、その女性はどんなに感動していたことか。その後、その方は転勤しましたが、その時の彼女の笑顔を今でも思い出します。

私は糸数城址に行ったことはありませんが、南城市糸数城址と聞けば、そんな出来事をほのぼのと思い出してしまうのです。

ところで、No.3の大町市「のっぺ山荘」では、私も一緒にマーキング活動をしました。仲間の一人が標識したアサギマダラが、沖縄県まで行ったこと、とっても嬉しいですね。

国外:2015年は台湾への移動が多いので、別ページでまとめました。

【台湾から日本へ・日本から台湾へ移動したアサギマダラ2015:ついつい企画】