【チョウ愛好家5人が白馬村にメッセージ】2010.4.13

白馬村条例に罰則が適用されたニュースを、インターネットの信濃毎日新聞の記事から知ったチョウ愛好家の5人の皆さんは、白馬村で経験した悲しい思いや、提案などのメッセージを、日本蝶類研究会長野県支部を通して、白馬村教育委員会と白馬村の村民の皆さんへ寄せました。埼玉県、大阪、東京などの他、遠くは香港から寄せられたものです。

この5人の皆さんは、インターネットで流れた信濃毎日新聞の記事を読み、自分の思い、意見などを書いたものです。条例など何も知らずにチョウ採集で訪れた白馬村での悲しかった体験などを重ね合わせたり、かつてヒメギフチョウの発生地だったところが、道路建設に変わってしまったことに対する思いなどを率直に語っています。それでも、行政、趣味家の双方が偏見を捨てて協力し合っていく必要について述べ、何人かは、ぜひ協力したいと申し出ています。

2010年(平成22年)3月9日付けの信濃毎日新聞に記載された、記事の見出しは、「文化財保護条例に罰則 村議に改正案ギフチョウ捕獲防止狙い」。

内容は「白馬村は8日、村指定文化財を採集、損壊した場合に罰金を科すなどの村文化財保護条例改正案を、村議会3月定例会に提出した。村天然記念物のギフチョウ、ヒメギフチョウの捕獲を防ぐのが主な目的」と言うもの。

「村教育委員会は『希少なチョウを守るという村の強い姿勢を示す』と説明し、改正案は・・・・可決されれば、4月1日から施行する」。

「県版レッドリストでギフチョウは準絶滅危惧種、ヒメギフチョウは留意種」で「村教委によると、村内ではこの2種が混生、こうした地域は珍しい」と説明。

「保護監視員がパトロールし、ポスターで捕獲しないよう呼びかけている」が、「捕獲を目撃した件数は年20〜30件。注意してもやめない場合があった」と言及している。

5人の皆さんのメッセージは、日本蝶類研究会長野県支部支部長のYさんとついついペコが12日、白馬村教育委員会を訪れ、お届けしました。

全員の皆さんが、住所、氏名、電話番号、Eメールアドレスなどを、ついつい企画に知らせてくださっています。ネットでの公表も承諾を得ています。しかしこの欄では、住所の一部と、イニシャルの一文字だけを使わせて頂き、一人ずつの原文をそのままと言うよりも、会話形式で再構築させ、少しずつご紹介したいと思っています。ご了承ください。準備できましたら、徐々にご紹介します。

この記事のために、日本蝶類研究会(代表:延栄一)から、ご協力を頂きました。

日本蝶類研究会は、会員数約1500人で、従来にない画期的なオンライン活用術と、タイアップした会誌の発行を行っています。

http://choken.net/

chocho@choken.net

【2人増えました】2010.5.7

2010/05/07 20:56 に ついついペコ が投稿 [ 2010/05/07 21:06 に更新しました ]

白馬村にメッセージを寄せてくださった方は、その後4月に2人加わり、7人になりました。皆さんからのメッセージはプリントして、近日中に白馬村教育委員会へ伺って、直接お届けしました。

メッセージの締め切りはありません。いつでもお寄せください。