【オオマイの浜釣り・天野行雄さん:北海道釧路市】2010.9.1

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【オオマイの浜釣り・天野行雄さん:北海道釧路市】2010.9.1

旅で訪れた北海道釧路市大楽毛星が浦の砂浜で7月11日、同市の天野行雄さんが浜釣りをしているのにお会いしました。「浜でも魚が釣れる?」そんなことも知らないで、しばし釣りに見とれてしまいました。

天野さんが釣っていたのは体長30センチほどのオオマイ。タラ科の魚で「大マイ」と書くそうです。「氷魚」と書くコマイが大きくなると、オオマイになるそうです。

天野さんは、餌となるサンマを小さく切って針の先に付け、海に投げ込み、砂浜に竿を2本立てて、魚がかかるのをじっと待ちます。「去年初めて水揚げをした初物のサンマですよ」と、話す間も、海や竿の先をじっと見つめます。

オオマイは11月から12月ころ、浅瀬に来て産卵するそうで「11月頃から寒くなり出すとよく釣れるんです。この時期も釣れるんですよ」と、言います。

朝6時頃から釣り糸を投じ、30匹ほど釣り上げ、バケツとクーラ―ボックスの中は、魚でいっぱいです。

竿の先が「ちょんちょん」と動くと、魚がかかった証拠。天野さんは竿を持ち上げ、糸を引き寄せます。

「オオマイは夜行性の魚だから、夜釣りをするんです。いつもなら日中はあまり釣れないんですが、ラッキーでした」と、にこにこ。

11時近くに、カレイもかかりました。今日の初めてのカレイに大満足の天野さん。

「オオマイはしょう油で煮付けたり、塩をして一晩干して焼いたり、氷水に入れて刺身にすると、こつこつしていて美味しい。冷凍にして、冬に食べたり、酒の肴にもします」と、食べ方も話してくださいました。

この日の昼食は、氷水に入れたオオマイのお刺身だったかも知れませんね。

どうやら魚がかかったようです。

オオマイです!

30センチもあります。

朝から、30匹ほど釣り上げました。

使う竿は、2本

ぴんぴんと、引いています。

また活きの良い、オオマイ!

餌はサンマの切り身

カレイも釣り上げ、天野さんは大喜びでした。

《後日談》

実はこの後、天野行雄さんが紹介してくださって行ったのが「摩周そば道楽」です。ここのお蕎麦が美味しいのと、店主の藤本義明さんと妻の範江さんの人柄に惹かれてしまいました。

水車を回し、道楽でソバ打ち:北海道川湯温泉「摩周そば道楽」