村条例に罰金が適用になった白馬村では15日、監視員の一斉パトロールが行われました。教育委員会、中信森林管理所、大町警察署、監視員の約20人が、村内の山を見回りました。
白馬村では、ピンク色のカタクリに混じって白いカタクリを見ることもでき、コブシに似たタムシバ、白や薄紫色のスミレ、キクザキイチゲ、キバナイカリソウなどが一斉に咲き始めていました。スミレやカタクリの蜜を求めてギフチョウが舞い、山裾はちょっと賑やかになりました。
白馬村教育委員会は「あちこちで広報したおかげで不法採集者に会うことはなかった」と言っていましたが「新鮮なクマの糞があり、カモシカ、マムシ、8匹のギフチョウに会った」と話していました。ぽかぽか陽気に誘われてギフチョウが舞う山裾には、怖いものも出ます。ご注意を。