【キタアカシジミについて:新田敦子さん、貴重な資料をありがとう】2010.8.24

2010/08/24 1:57 に ついついペコ が投稿 [ 2010/08/27 23:04 に更新しました ]

日本蝶類研究会の会員でもあり、ついついあちこちニュース「ありんくりん沖縄情報」の沖縄特派員新田敦子さんが先日、アカシジミとカシワアカシジミ(別名:キタアカシジミ)についての、貴重な資料である1991年蝶研出版発行の蝶研フィールドVol.6No.4通巻61号を送ってくださいました。新田さん、貴重な資料を本当にありがとうございました。

新田さんは89–98年の間、蝶研出版の編集部でお仕事をされておられ、98–07年は蝶研出版の代表を勤めておられました。蝶研フィールドは、すでに絶版となっていますが、61号はキタアカシジミの特集を扱っています。

最近の図鑑によると、ふたつのチョウには、幼虫の食草や、斑紋に違いがあります。しかしチョウ愛好家の皆さんでも、見た目の違いよりも「卵は、産む場所、産み方が全然ちがうのでわかりやすい」と言われます。

私自身チョウのいた近くに幼虫の植樹となるカシワの木があったのか、あるいはミズナラの木だったのか、注意していなかったので、再確認しないと結論が出せない状態となりました。

そこで、時間のある時に現地にもう一度足を運ぼうと思いますが、その前に、新田さんの送ってくださった、貴重な資料からの抜粋をお届けします。私のような素人であっても、とても興味深く、参考になりました。

61号の中からアカシジミとキタアカシジミの違い、キタアカシジミが分けられた経緯などを、少しずつ抜粋させていただきます。