【春だね、キタテハ舞う:長野県北アルプス山麓大町市】2010.2.24

長野県大町市の山裾で24日、春の暖かな日を浴びてキタテハ2匹が舞い出した。フクジュソウも開花し、ちょっと春のきざしを見せている。

キタテハが舞っていたのは大町市内の東側の山裾で、丸山文子さん(大町市宮本)の家や畑の周辺。オオイヌノフグリが咲いている畑の中を、2匹で楽しそうに舞いながら、時々寄り添って枯れ葉の上で休み、羽を開いたり閉じたりしていた。

長野地方気象台によると、大町地方の本日の気温は13.2℃で、今年最高を記録した。平年に比べて11.0℃高く、4月中旬並みの暖かさだった。

タマネギ畑で草取りをしていた丸山さんは「この2、3日温度が高かったので、チョウも出て来たのか。いつもならチョウを見るのは4月だよ。フクジュソウも咲いて、ウメのつぼみも膨らんでいる。春だわ」と笑顔で話していた。