【ついついGPSを買ってしまいました】2022.1.8

山で友人が見せてくれたGPSが欲しくって、暮れについつい買ってしまいました。昨年夏にはどこを探しても完売でなかったのですが、Web上であちこち探し回って、別のメーカーのをやっと入手できました。

ところが、説明書は文字が小さい上に、英語と中国語でした!ですので、拡大コピーして、英語を日本語に翻訳しています。

すぐにでも設定しようと思ったのですが、「ビルディングの外で設定するように」とありました。人工衛星からの電波が届かないと設定できないようです。氷点下の信州で家の外での設定などできる訳がありません。鉄筋コンクリートの家じゃないので良いのかな?車の中なら良いのかな?などと考えていますが、なかなか設定までは進んでいません。

GPSで何すると思いますか?

いよいよ認知症が始まったとか?迷子探しとか?そんなことに使う訳ないでしょう。

いろんな種類のGPSが出ていますが、実は、私が求めたのは蝶の調査に使うんですよ。このGPSでは、蝶がいた座標を簡単に求められます。座標がわかれば、アサギマダラが移動した距離をある程度正確に出すことができると言う訳です。

標高(高度)を求めることもできます。空中を舞う蝶の高度と言っても、正確には当然無理ですよね。でも蝶がいた場所の標高を求められます

コンパクトですが、その他にもいろんな機能がついています。速度などは、あちこちにカメラをむけ続けながら登る私の山行きには不要だろうと思います。ずっと座標と高度を表示してくれるのを探していたのですが、ありそうでいて、なかなかないんですよね。探しまくりました。しかも山なので軽さも求めました。

山の中で迷子になるかも・・・って思われるかも知れませんが、もうそういう登山はしません。過去にはちょっと不安になったことは何度かあります。単独での山行きでしたから。沢を渡って戻る時って、非常に分かりにくいんですよ。赤いリボンがもっと目立って欲しいって何度も思いました。使うかどうかは別として、そのような時に出発地点に戻ることができるのにも役立ちそうです。

また山では正確な座標を求めるのは当然無理ですね。道はくねくね曲がっていますし、下からいくつ目のカーブだったかな〜なんて、認知症ではなくっても、当然忘れちゃいますものね。実はそのためのGPSという訳です。山なので、できるだけ軽ミニサイズです。手のひらに入ってしまいます。

今までは座標や標高、移動距離を求めるのに Google Earth を使っていましたし、今後も使うつもりでいます。非常に便利だからです。でも山道ってGoogle Earth ではある程度わかっても、ストリートビューの車が入っていけなかったエリアがたくさんあるんですよ。細い道は当たり前ですよね。そんなところにも実は蝶がたくさんいるんですよ。

場所をしっかり記録しておきたいですよね。標高や座標がわかったら嬉しいじゃないですか。

こんな便利な道具を買ったのですが、残念ながらこの時期って誰もがわかっているように蝶がいないんですよね。当然山には雪があるので私などでは入っていけません。ですので、長い冬の間に長い英語のマニュアルの翻訳を頑張らなくちゃ。まだ半分も訳せていません。設定は翻訳が済んでからです。

そんなことも今後の認知症予防につながるのかもしれません。

蝶だの、GPSだなんて言っていると、暇人の道楽って思われそうですけど、病気の予防薬としては非常に安い買い物でしょ。病気になったらこんなんじゃ済みませんから。体力もつけながら頭の体操として翻訳と設定を頑張ろっと。

春になったら忙しくなりそうです。ではまたフィールドでお会いしましょう。