ボロボロになって、しみの付いた翅。長野県北アルプス山麓では時々、こんなアサギマダラに会うことがあります。
でも大方は秋。南下の渡りをする季節に、東北から来たチョウたちの中で、時々見かける程度です。
先日の12日に池田町で見たアサギマダラは北上の途中だと思われますが、翅がぼろぼろ。恐らく南からアルプス越えしてやってきたアサギマダラなのでしょう。
先日の台風の影響もあり、翅が傷んだのかも知れません。渡りをするための大事が翅が傷つき、これからまだまだ続く長旅に持ちこたえられるのでしょうか。
メスグロヒョウモンなどと一緒に、ヨツバヒヨドリで吸蜜して、エネルギーを補給していました。元気になって旅を続けられますように。
マーキングはできませんでしたが、無事を祈ってます。
アサギマダラ Parantica sita
タテハチョウ科 マダラチョウ亜科 マダラチョウ族 アサギマダラ属