塩と砂糖を間違えたブドウジャムを、「薄焼き」に 2010.12.18

塩と砂糖を間違えたブドウジャムを、「薄焼き」に

2010/12/18 1:09 に ついついペコ が投稿 [ 2018/09/29 11:45 に更新しました ]

9月24日のついついペコの独り言「塩と砂糖を間違えたブドウジャム」の続編ですが、その後それなりに塩入のジャムの有効活用をしていました。


長野県に古くから伝わる家庭料理に「薄焼き」と言うのがあります。フライパンに広げて焼いた、簡素なお好み焼きのような料理です。


パンを作るのに、塩も砂糖も入れるでしょ。そんな感覚で塩の入ったジャムを入れた薄焼きを作って、何度も食べました。これがまた美味しいんです。


作り方は、いたって簡単。1人前だと、卵1個、牛乳1/4カップ程度、塩と砂糖を間違えたブドウジャム中さじ1杯(塩が多かったらこんなに使えません)、小麦粉カップ1程度。あとは好みでココナッツ、干しぶどう、ゴマ、クルミなどをその時の好みで入れ、軽く混ぜます。


フライパンに薄くバターか油を敷き、熱してから上の材料を混ぜたものを流し込み、フタをして弱火でうっすらと焦げ目が付く程度に焼きます。


裏返して両面焼き、中までしっかりと火が通ればOK。厚さは好みで、1センチほど。


薄焼きはホットケーキほどふかふかさせる必要もなく、昔はどの家庭でも残ったご飯などを入れて焼いていました。当時はそれにジャムを付けたり、砂糖しょう油を付けたりして、10時や3時のおやつによく食べたものです。


ぷ〜んと良い香りがしてきたら焼き上がり。塩味が消え、ほんのり甘く、色は薄紫色になります。


メープルシロップを掛けても、他のジャムなどを付けても構いませんが、色の濃いブドウのシロップを掛ければ、ちょっとおしゃれな感覚で美味しくいただけます。


ところで、そのジャムを今日、野草などの料理を研究している素敵な女性にお届けしました。薄焼きよりも、もっと素敵な料理に変身させてくださいます。料理ができたら写真とレシピを送ってくださることになっています。そうしたらご紹介します。お楽しみに。