もっと体力と時間が欲しい
2011/06/26 10:07 に ついついペコ が投稿 [ 2018/09/29 11:45 に更新しました ]震災後3ヶ月目の5月11日から17日の1週間、2回目の被災地に行ってきました。
今回も岩手県から南下して、宮城県止まりでした。
帰ってから、新聞の原稿を早急に間に合わせた以降は、ただただ眠くって、朝から2回目の眠りに入ったり、昼寝をしたりで、毎日いつとはなしに襲ってくる睡魔につきまとわれていました。自分ではかなりタフだと思っていたのですが、やはりデリケートな体のようで、睡魔に体を委ねるしかない日々が1週間ほど続きました。
先週末はばたばたと取材が舞い込み、雨の中、山の中の川に入って沢登りをする子どもたちを追いかけたり、商店の支配人や芸術家さんたちにお会いしたりと、かなり忙しくかったです。
いったいいつになったらしっかり休めるのかと思うのですが、駆け回る自分の姿は、きっとコマネズミみたいなんだろうなと、思っています。
昔のような、余所見せずにまっしぐらに突き進む競馬の馬のような走りっぷりはないのですが、なぜかいつもちょこまかと体を動かしていますね。
震災があったために、今年ばかりは予定が大幅に狂ってしまい、チョウを追いかける時間がほとんど取れなくなってしまいました。
仕方なく、昨日は雨の中でテントに舞い込んだ山の中のミスジチョウや、雨上がりの虹を撮って時に舞っていたモンキチョウにカメラを向けました。
「なんでこの時期ミスジチョウやモンキチョウなんだ。ちまたではオオルリシジミで騒いでいるというのに・・・」とつぶやいてみるのですが、オオルリシジミの産地に行っている暇もなく、かなりしょぼくれた日々を過ごしています。
「あ〜〜〜〜〜〜、もっと体力と時間が欲しい」、ホント、そう思います。