我が家の果実の木 2010.10.02

我が家の果実の木

2010/10/02 23:17 に ついついペコ が投稿 [ 2018/09/29 11:45 に更新しました ]

家の回りに庭木少々と言った、田舎にしては狭い土地ですが、我が家には果実の木が何本かあります。

柿の木が2本、栗、ブドウ、キウイ、ナツメ、小さな木ですが、スグリやニワウメも。

花が咲いて実がなって、当然私たちもおいしくいただき、ついでに野鳥が来てくれたらなと言う思いで、何本も植えました。


消毒は一切しないので、みんな虫にやられ、キウイは雄なのか雌なのか、一本だけとなり、結果的に実が付きません。

サクランボは数年前までは毎年豊作で、子どもたちが学校に運んでいました。これも消毒をしていなかったので、今年の春には葉っぱを付けず、ついに枯れてしまいました。


ブドウは20年ほど前に、2種類植えました。芯食い虫にやられ巨峰が枯れ、今はデラウェアが1本残っています。

棚を作っても棚に沿って伸びてくれません。ヤマブドウのように放っておくと、北側のフェンスに絡み付き、今年も幾つかの房を付けています。一応食べられました。甘くておいしかったですよ。まだ収穫できるのが木にそのままです。ハチが来そうですが、裏にあるので野鳥が来ていても気付かないままです。


ナツメ、これはもともと野鳥が運んで来た種が伸びて、我が家の庭に育ったものなので、本来野鳥用なのです。でも、野鳥がこのところ毎日にように騒いでいますが、お目当てはナツメではないんですね。近くの柿なんです。色がつき始めたのです。今日もうるさいくらいに鳴いていました。柿のため、本来野鳥用に育てたナツメに、野鳥は真冬になるまで目をくれないんです。まずは甘い柿を食べ、真冬になって餌がなくなる頃にナツメに目がいくようです。


小さな木のスグリやニワウメ、これは夏に真っ赤な実を付け、庭でそのままにしておきたいほどきれいです。それを近年は収穫してジャムにしています。一番小さな瓶に入れて、パンに付けたりやヨーグルトに掛けて、おいしくいただいてます。赤い色がおしゃれですよ。


お酒をほとんど飲まない私なのに、焼酎にスグリと氷砂糖を入れて、スグリ酒を作っていた時がありました。真っ赤なお酒がきれいで、見ているだけで楽しかったです。そのままにしておくと琥珀色になりますが、そうなる前にほとんど知り合いにやってしまい、口にすることはなかったです。


甘くて真っ赤なニワウメの実を、野鳥が食べに来るのかなと思っていましたが、これは目に入らないのか、あるいはもっと美味しいものがあるのか、好みではないのかも知れません。食べているのを見たことがありません。すぐりは赤いのに、酸っぱいからでしょうか、これも、野鳥が食べているのを見たことがありません。


2本の柿も半分は野鳥用です。1本の木の、手の届く範囲は人間が食べます。木の上で、熟した柿のほとんどは、野鳥が食べに来ています。霜が降るころ、鳥たちにとっては餌がなくなるので、上等のご馳走なんでしょうね。東側の木は実が小さいので、木の下で自由に走り回っている2匹の犬に時々取ってやり、残りは野鳥が喜んで食べます。ムクドリやツグミたちがやってくると、あっという間になくなります。


そうそう、栗ですね。これはどんどん大きくなる一方です。東側の柿の木の隣にありますが、防火水槽の方まで枝をぐんぐん伸ばし、ついに下の枝を切りました。今年もかなりの実を付け、今日栗拾いをし、茹でて皮をむきました。甘いんですね、これが。実は大小様々でも、あまりにおいしかったので、近所や知り合いにお分けしました。栗には虫が付きますが、その虫を野鳥が取りにくるかですが、以前はこの木は営巣に使っていました。野鳥たちは、大きな木や、モッコウバラの枝の中にさえ巣を作ります。


こんな家なので、スズメやカラスは毎日当たり前のように来ていますし、キジバト、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリの他に、シジュウカラ、シメ、ジョウビタキなんかが訪れてくれました。そうそう、フクロウが鳴いていたこともあったようです。どこから来たのでしょう?


さて、今年の柿にはどんな野鳥が来てくれるのか、今からとっても楽しみです。