やっと暖かい春になったと感じる、長野県北アルプス山麓です。
越冬していたテングチョウなどに混じって、モンキチョウが池田町で舞い始めました。羽化したんですね。
池田町は北アルプス山麓の中でも大町市や白馬村、小谷村などと比べて雪が少なく、気温も温かいです。ヒメオドリコソウも咲き出しました。
日差しは暖かくなっていたのですが、まだ時々北風が吹いていたので、吹き飛ばされまいと、必死で葉っぱなどにしがみついていました。
今年の初見は3月26日。
初見の記録は取っていないですが、毎年ヒメギフチョウ観察の4月から5月にかけて、産地で最初に撮影しています。
モンキチョウの翅の縁毛は、綺麗なピンク。
翅を開くとよくわかるのですが、閉じているとあまりはっきりしませんね。
モンキチョウって白いチョウもいるって知っていましたか?オスは黄色いんですが、メスの中には白いチョウと黄色いチョウがいるんです。
大町市でモンキチョウの写真を撮っていて、白い翅にびっくり。突然変異のモンキチョウがいると思ってしまったほどです。
その時に調べて初めて知りました。どうしてメスに2種類あるんでしょうね?いまだに分かりません。
白や黄色のモンキチョウたち。これから暖かな日には翅をひらひらさせ、あちこちで私たちの目を楽しませてくれそうですね。
モンキチョウ Colias erate poliographa
シロチョウ科 モンキチョウ亜科 モンキチョウ族 モンキチョウ属